映画の感想:スター・ウォーズ 最後のジェダイ

このブログの記念すべき最初の映画の感想は『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』(ライアン・ジョンソン監督)。

 

12月15日(金)。21:20~。新宿ピカデリーの1番シアター・G18の席で観賞。

当初はTOHOシネマズで観ようと思っていたのだが、こちらは12/9時点で朝から深夜の回まで完売になっていたので、ピカデリーになった。JR新宿駅からはピカデリーの方が近いのに、なぜ歌舞伎町まで歩かねばならないTOHOシネマズが満杯になるのだろう。西武新宿駅ユーザーが大挙して押し寄せてるのだろうか。

私がTOHOシネマズを選ぼうとした理由は池袋方面から自転車で向かうために、一番近いのがTOHOシネマズだからである。金曜の夜に歌舞伎町の雑踏を自転車で抜けてピカデリーに行くのはややしんどい。予測不能の歩行をする酔いどれ客や自分の周りを一切気にしないキャッチのお兄さん、周りを顧みずに道をふさぐアジア系団体観光客、ゴジラを撮ろうとスマホを頭上にかかげて立ち止まる人々。

金曜の夜のピカデリーは思った以上に障害だらけである。

その困難を突破してのピカデリー。去年の12月1日に『ジュリエッタ』(ペドロ・アルモドバル監督)を観に行って以来だった。これは、大人の映画だったな。

1年以上も間隔を空けているので、ポイントはもちろん失効。1年ぶりに10ポイント(ピカデリーは1本ごとに10ポイントつく)が加算された。購入特典の次回割引鑑賞クーポン(ネットでチケット購入だと1200円で行ける。が、前回鑑賞時から2ヵ月以内)も久々についた。

だけど、TOHOシネマズにはauマンデーがあり、月曜は1100円で観られるのだよね。auユーザーの私にとっては大変ありがたいサービス。それに上映時間がマイレージになっているサービス(6000マイル貯まると1ヵ月フリーパスがもらえる)もあるし。割引鑑賞クーポンを使う機会は訪れるだろうか。

ピカデリーはサービス面でTOHOシネマズに後れを取っているんだね。これがTOHOシネマズが完売になっていた理由かしら。

ちなみに駅から1番遠いバルト9も席は空いていた。ここは音がデカすぎるという理由で同行のH君がNGを出したので候補から早々に消滅。平日も深夜まで営業してる姿勢は立派だけど、ポイントサービスがないのが痛恨。夕方割(17:30~19:55の上映作品が安くなる)とかちょっとせこい。深夜上映作品を割引にしてくれたら絶対行くのだが。

 

最後のジェダイの話。※ネタバレ注意

スター・ウォーズはお祭りである。参加しないのは損だ。

故に、その作品の出来の良し悪しを論ずることは野暮で、楽しんだもの勝ちというスタンスが望ましい。

2時間半、楽しませてもらいました。

前作はラストに一瞬しか出てこなかったルークも今回はフォース全開。

 若手主要キャストたちは、見事なまでの若々しさと痛々しさを出して画面を盛り上げていた。

BB-8と新キャラのポーグはあざとい可愛さを振りまいていた。大きさも手ごろなポーグのぬいぐるみは売れるだろうな。私も欲しいもの。

ローラ・ダーン姐さん。カッコよかったです。

デルトロおじさん。次作での大活躍を期待してます。

レイア姫ダース・ベイダーの娘である片鱗を見せつけてくれました。でも、キャリー・フィッシャーはもう居ない。画面にレイアが映る度に、少し切なくなりました。次回作ではどうなるのかな。CGかな?

ヨーダ。やっぱり無敵でした。ヨーダのテーマ曲を大画面で聴けたのも嬉しかった。

シリーズ史上、今回が最も反乱軍がボコボコにやられていた気がする。希望は残ったけど、犠牲が甚大すぎて次回作の彼らが心配になる。大逆転の秘策はどんなものになるのだろう。2年後が今から待ち遠しい。

2019年の今頃に公開するのであれば、ラグビーワールドカップが終わり、7ヶ月後にオリンピックを控えるなかでの最後のスター・ウォーズ祭。なんて夢のある年末だろう。