第86回・日本ダービー
ロジャーバローズの優勝で幕を閉じた日本ダービー。
買ったばかりのカメラでいい感じの写真が撮れたので
画像で振り返るダービーDay
Let's Go!
熱狂冷めやらぬ中で行われた目黒記念。
59キロを背負ったブラストワンピースは8着に敗れた。
ダービーでサートゥルナーリアも散り、凱旋門賞を目指す2頭の夢はこの日潰えた。
菜七子にダービーの日に乗る馬を用意してくれる陣営。
すごく刺激を受けていると思う。
彼女がダービーに乗る日もそう遠くないだろう。
楽しみに待ちたい。
さて、最後にダービーの発走前の演出について。
ファンファーレの前にターフビジョンにダービーへの思いを語る人物が何人か語るVTRが流されたのだが、その内容に深い疑問を持った。
柴田政人、池江泰郎が出てくるのはまだわかる。苦労してダービージョッキーになった柴田政人の思い、ディープインパクトを送り出した池江泰郎の重圧は聞く価値のある言葉だろう。
だが、その後に出てきた長岡一也アナ、麒麟の川島、宮川一朗太は全く必要なかった。
ダービーはお祭り。ファンの誰もが主役であるはずなのに、アナウンサーという特殊な枠にいる人の思いなどはレース直前に聞く話ではない。そして、川島と宮川一朗太の思いなんかは興味すらわかない。ファン代表というくくりなのだろうが、彼らは名が売れているだけであってファンという立場では我々と対等であり、彼らに代表される筋合いはない。現に川島がターフビジョンに映し出された瞬間に場内からは失笑ともいえる笑いが起こり、宮川一朗太にいたっては「誰だお前は」という空気を感じた。
本来、ファンファーレがあるのだから必要以上の演出はいらない。それだけで大いに盛り上がる。それでも何かしたいのであれば、これから始まる大一番を邪魔しないように配慮しなくてはいけないだろう。
今回は、芸能人を出せば盛り上がるだろうという安易で浅はか考えが透けて見える。
そもそも大観衆のざわめきでVTRの音声がよく聞き取れないことを製作者はわかっているのだろうか。
ダービーに限らず、こういった製作者の独りよがりな演出は考え直してもらいたい。