ワールドカップ2022カタール大会・感想【グループリーグ】

サッカーは日本代表戦とワールドカップしか観ない❝にわか❞だけど、今回もリアルタイムで全部観たので、その感想を記録しておこう。

●1日目
11/21
1:00~
カタールvsエクアドル(0-2)
記念すべき開幕戦。
前半早々にエクアドルバレンシアが先制ゴールかと思いきや、謎のオフサイドVAR判定によって大会1号ゴールは消えるも(2週間ぐらい経ってから友人がなぜオフサイドだったかを説明してくれて、ようやく納得)、その後、攻撃力で圧倒し、結局バレンシアの2ゴールで、エクアドルが快勝。
カタールはキーパー、ディフェンスともに浮き足立ってたのかひどいパフォーマンスだった。

●2日目
11/21
22:00~
イングランドvsイラン(6-2)
イングランドが攻撃力を遺憾なく発揮。テクニック、組織力でイランを圧倒。前半10分でイランGKが負傷交代し、そこにかかった時間がアディショナルタイムに加算され14分という面白タイムが表示された(結果、前後半で24分)。
惨殺されたイランだけど、試合最後にVAR判定の結果、PKを得て決めたのは良かった。

11/22
1:00~
セネガルvsオランダ(0-2)
両者共に拮抗した見応えのあるゲームであった。特筆すべきはオランダ203㎝GKのノペルトのスーパーセーブ連発。初の国際試合とは思えないパフォーマンスだった。
後半途中からオランダにデパイが投入され、攻撃の幅が生まれ、デヨングからのクロスにガクポが点で合わせるヘディングで先制。終了間際にも得点を追加し結果的には完勝。セネガルは最後の失点が痛かった。

3:00~
アメリカvsウェールズ(1-1)
熱量の高い死闘だった。この時点ではベストバウト(まだ4試合しかやってないけど)。
ウェアのゴールは美しかったし、ベイルのPKは感情の乗り移った爆裂シュートだった。コースを読んでたターナーも熱かった。
アメリカのプリシッチは良い選手。
この激闘の影響が次戦にどう影響するか。見もの。

●3日目
11/22
19:00~
アルゼンチンvsサウジアラビア(1-2)
この番狂わせを誰が予想できたであろう。
これまで常に狩られるだけだったサウジアラビアの逆襲劇。
アルゼンチンの猛攻を統一されたディフェンスでPKの1失点のみに防いだ。それもこれもGKアルオワイスのファインセーブ連発があってこそ。
後半3分ににシェヘリが抜け出して同点、その5分後に個人技でドサリが勝ち越しゴール。このゴールがスゴかった。
そして逃げ切った。アルゼンチンは浮き足だったか。
どうなる、C組!

22:00~
デンマークvsチュニジア(0-0)
ともにチャンスを作るもともに堅守でスコアレスドロー。しかしながら、スコア以上に激しく熱い戦いを見せてくれた。後半こそデンマークが押し続けたが、チュニジアが必死に守った。
互いにエリア内でハンド疑惑があったが、どちらも反則には至らなかった。結果的には審判のナイスジャッジである。

11/23
1:00~
メキシコvsポーランド(0-0)
スコアレスドローとは思えない熱量の高さ。
ハイライトはVAR判定でレバンドフスキがPKを得た場面。レバンドフスキvsオチョア。これをオチョアが止める。この大会のベストシーンの1つになること間違いなし。
最後までメキシコがシュートを重ねても防がれ、ポーランドは攻めるもオチョアを割れない。
ポーランドレバンドフスキへの配球、システムに問題がある気はしたが。

4:00~
フランスvsオーストラリア(4-1)
前半にオーストラリアが先制するも、それが仇となり、オーストラリアの動きが止まった。逆にフランスはスイッチが入りジルー、エムバペが爆発。何もかもで格の違いを見せつけ終始優位に試合を進めた。けが人多発でも問題なしの層の厚さを見せた。
後半のオーストラリアは戦意喪失気味。後半はノーシュート。見るも無惨であった。

●4日目
11/23
19:00~
ロッコvsクロアチア(0-0)
どちらともに、攻め手を欠いた印象。
逆に言えばともに丁寧に守りきったとも言える。
それなりに見応えはあった。
モドリッチを生かしきれなかったのがクロアチアのツラさか。

22:00~
ドイツvs日本(1-2)
奇跡が起きた。
前半はカウンター一辺倒で前田が決めたかに思えたシーンもオフサイド判定。だが、これで「得点することが出来る」という勇気をもらえた。
久保は輝きを見せる場面もあったが、ボールがほとんど入らなかった。前半で交代は無念である。
後半開始でシステム変更し修正を図る。
すると、
5バックにしたことで選手たちの役割がハッキリし、躍動。
積極的な選手交代もハマった。
有言実行の堂安の同点弾、浅野の虚を突いた逆転弾(板倉からのパスを神がかったトラップで処理したことに驚愕)、三笘、遠藤、南野、権田、いや全員が素晴らしかった。いや、酒井以外。
後半は森保の戦術が全て決まった。そんなことあるんだ...
こんな日が訪れるとは...
これは、ベスト8行ける!!
ありがとうサムライブルー🇯🇵

11/24
1:00~
スペインvsコスタリカ(7-0)
コスタリカが惨殺された。ナバスの心を完全に挫いた。そして、ノーシュート。
スペインの圧倒的な破壊力になす術もなかった。いや、何か出来たはずだが、何も講じていないようにも見えた。
スペインは若い力が点差も相まって躍動し、やりたい放題。ノせると手に終えなくなる可能性があるので、気を付けたい。

4:00~
ベルギーvsカナダ(1-0)
ベルギーの3倍のシュート数を放つも、カナダは得点出来なかった。PKでクルトワに止められたのも痛かった。
カナダの想像以上の頑張り、仕上げの良さにこのグループの今後の混沌具合を予感させる。
ベルギーは決めきる強さ、取られない強さが光った。
Abema解説の中西哲生が前半にノドがガラガラで、後半から戸田に代わったのは楽しかった。

●5日目
11/24
19:00~
スイスvsカメルーン(1-0)
互角な戦いを繰り広げていたが、後半にスイスが先制。この場面はカメルーン守備が完全にボールウオッチャーになってしまい、シューターをどフリーにしてしまった。
その後はカメルーンに諦めのプレーが頻出。もっと球際で粘れるはずだし、こぼれ球にも反応できたはず。もったいなかった。
カメルーンはこれでW杯8連敗。

22:00~
ウルグアイvs韓国(0-0)
ともに死力を尽くしたスコアレスドロー
孫興民カバーニ(後半から登場)がボールを持つとワクワクさせてくれたが、その機会はそんなに多く訪れなかった。
終盤に放たれたバルベルデミドルシュート(左ポストに直撃)は凄まじかった。
この結果が混沌とするグループHに何をもたらすか。

11/25
1:00~
ポルトガルvsガーナ(3-2)
前半はスコアレスも、後半にクリロナがPK(とはいえ、微妙な判定だった。ガーナにとっては気の毒)を決めると試合が一気に動いた。
ガーナも奮戦し、2点目のゴール後にはクリロナパフォーマンスをパクる挑発もありボルテージが更に高まる。が、同点には追い付けず。
ガーナは試合終了直前にキーパーのゴールキックを掠めとる裏技を繰り出すが惜しくも失敗。無念。
後半の展開の良さもあり、見応え十分の試合となった。

4:00~
ブラジルvsセルビア(2-0)
点差以上の完勝。
全てのアプローチが速く、セルビアにチャンスを作らせない。
ルシャルリソンの2ゴールで試合は決まったが、特に2点目のゴールは凄まじく、大会ベストゴールの可能性もある。
セルビアは10分に1回訪れるわずかなチャンスを決められなかった。が、これでも善戦したと言えるだろう。
これで全ての国が登場したわけだが、ブラジルが一番強いサッカーをしたと思う。

●6日目
☆ここから各国、2試合目が始まる。
11/25
19:00~
ウェールズvsイラン(2-0)
互角の戦いも終始イランが攻めていた印象。
後半38分にウェールズGKヘネシーがレッドで退場すると、後半ロスタイムにイランのジェネシが先制。見事なミドルシュートだった。
その3分後に追加点を入れて試合を決めた。
ウェールズは攻め手を欠いていた。得点の入る雰囲気もなく、ベイルの使い方を誤っていた感じ。

22:00~
カタールvsセネガル(1-3)
初戦の浮わつき具合からは脱却したカタールだったが、実力に勝るセネガルがW杯経験国の強さを見せつけた。
特に先制点はゴール前でのパスミスを拾われての失点で、差を見せつけられた格好だ。
セネガルのGKメンディの好セーブ連発もあり、カタールはなかなかゴールを割れなかった。
が、カタールとしてのW杯初ゴールが生まれたのはカタールのサッカー史を前に進めることだろう。

11/26
1:00~
オランダvsエクアドル(1-1)
オランダが前半早々にガクポの中々なスーパーゴールで先制するも、その後は完全にエクアドルペース。
後半にバレンシアが今大会3点目を決めて同点に。
試合終了まで、終始エクアドルペースで進むも勝ち越し点は取れず。しかしながら、観る者を惹き付けるサッカーだった。
後半終盤にバレンシアが負傷交代したのが気がかり。
これでカタールのグループリーグ敗退が決定。

4:00~
イングランドvsアメリカ(0-0)
スコアレスドローだったが、ともに激しく攻め込み見応え十分であった。
特に格下と見られたアメリカの攻めは良く、幾度となくイングランドゴールを脅かした。その中心にいたのはプリシッチ。初戦に続き、そのプレーは際立った。
イングランドはここで勝ってグループリーグ突破を決めたかったが、てこずった。終盤は引き分けでも良し、というシフトにせざるを得なかった。
決めきれなかったアメリカと決めさせなかったイングランド。良い試合でした。

●7日目
11/26
19:00~
チュニジアvsオーストラリア(0-1)
オーストラリアは負ければ敗退決定、チュニジアも負ければ次戦がフランス戦なので相当厳しくなる、という崖っぷち同士の決戦はフィジカルのぶつかり合いが激しい戦いになったが、オーストラリアに軍配が上がった。
前半にJ2岡山に所属するデュークがヘディングで先制。この後は双方の激しい攻防が続いたが、オーストラリアがしのぎきった。
これで、オーストラリアに希望の光が射し、チュニジアは厳しくなった。

22:00~
ポーランドvsサウジアラビア(2-0)
アルゼンチン撃破の勢いに乗りたかったサウジアラビアだったが、再三再四の攻めもポーランドの固い守りをなかなか割れない。
ポーランドは前回同様の守り重視のここぞのレバンドフスキ作戦。
前半39分にポーランドが先制。その5分後にVAR判定でサウジアラビアにラッキーなPKが与えられるも外してしまう。セカンドボールをも防いだキーパーが見事だった。
後半、サウジアラビアは自陣のパスミスレバンドフスキに拾われ2点目を許す。これが痛恨だった。
これでこのグループはさらに混沌を極めた。

11/27
1:00~
フランスvsデンマーク(2-1)
デンマークが善戦するものの、エムバペの前に沈んだ。
デンマークはフランスの速いサッカーによく対応し、またチャンスも作ったが、後半にエムバペが先制。その後、すぐに追い付く粘りを見せるも、終盤にまたしてもエムバペ。
この男のスゴさを見せつけられた試合になった。
この時点でエムバペ、得点ランキング首位に浮上。

4:00~
アルゼンチンvsメキシコ(2-0)
両者相譲らずの展開が続くも、後半19分にメッシがグラウンダーのミドルを決めると、アルゼンチンの動きが活発化。
後半42分にはフェルナンデスのビューティフルゴール(アシストはメッシ)も生まれ、メキシコに止めを刺した。
とにかく両軍とも激しいプレーでファールで試合が止まる展開が多くあった。お互いの気持ちが前面に出た試合だったが、メッシがスターであることを改めて知らしめる試合でもあった。

●8日目
11/27
19:00~
日本vsコスタリカ(0-1)
悔しいとかよりもガッカリ。悲しい。
引く相手に攻め続ける時の戦い方を共有出来ていたのだろうか。アジア予選で苦しめられた戦法に今回も対応できなかった。何度同じ失敗をすれば良いのか。
上田の1トップ、鎌田のトップ下は機能していなかった。
相馬、三笘、浅野、伊東がいる時の戦い方はサイドから切り崩すこと。今までそうしてきたじゃん。なんで、これを徹底させなかったのか。
そして、途中から投入された左サイドバックの伊藤。9割がた受けたボールをバックパス。攻撃する意思を全く感じられない。意味不明。相手のスパイなのか?
さらには吉田麻也の失点につながった謎のクリア。なぜ、その位置で、真ん中に漠然とふんわりと蹴ってんの?
そして、そのボールを拾われて決められてしまった。愚かすぎる。
夢から現実に引き戻される敗戦。
とにかく訳がわからない試合だった。

22:00~
ベルギーvsモロッコ(0-2)
最後までモロッコの足は止まらなかった。
それがベルギーにプレッシャーを与え、チャンスを幾度も作りだすことに成功した。
後半にフリーキックで先制(今大会初のフリーキックゴール)。
焦ったベルギーはルカク投入も実らず、ロスタイムに致命的な失点。
ベルギーの倒し方をモロッコが教えてくれた試合だった。てか、モロッコ強い。

11/28
1:00~
クロアチアvsカナダ(4-1)
試合開始早々にカナダが先制したが、前半の半ばにモドリッチの同点ゴールからクロアチアが蘇る。
決してカナダが悪いサッカーをしているわけではないのだが、クロアチアの美しくも速いサッカーが炸裂。前半のうちに逆転し、後半にさらに2点追加し、前回準優勝国の完全復活を見せつけた。
カナダは敗退決定。悪くない内容だっただけに無念だろう。

4:00~
スペインvsドイツ(1-1)
スペインの勝利を願ったのだが...
前半のスペインは速さのある多彩なボール回しでドイツを翻弄したが、ゴールを割るには至らなかった。
後半にドイツは前に出るようになり、ボールを保持され続けることはなくなった。それでもスペインが押しており、62分にモラタの先制ゴール。
そのまま勝ってほしかったが、83分にドイツがフェルクルクのゴールで同点。
リュティガーのゴールがVARでノーゴールになるなど、流れはスペインだったが、ドイツが意地を見せてしまった。
ただ、後半のドイツの戦い方は日本の参考にもなる。

●9日目
11/28
19:00~
カメルーンvsセルビア(3-3)
前半にカメルーンが先制するもセルビアが前半終盤に追い付くどころか逆転し、さらには後半序盤にも得点を重ね(ナイスヘディングシュートだった)、カメルーンを諦めさせたかに思えたが、後半にオフサイドギリギリの抜け出しを成功させカメルーンが今大会初のループシュート&切り崩しのゴールを決めて同点にする。
セルビアはエリア内でも果敢に華麗なパス回しを展開するピクシーサッカーを続けるも勝ち越し点を奪えず。カメルーン不屈のライオンの名に恥じぬ戦いを見せた。

22:00~
韓国vsガーナ(2-3)
激しく熱い試合だった。
前半でガーナが2点リードする予想外の展開。しかし、後半に曹圭成のヘディング2発で同点に(特に2点目のダイビングヘッドはすごかった)。
が、その後にガーナが勝ち越しゴール。
後半終盤は韓国怒涛の攻撃も実らず追い付けなかった。最後はラストプレーでコーナーを得るも蹴らせてらえずに試合終了の笛が吹かれ、これに韓国のベント監督が激昂し猛抗議。結果、レッドカードをもらってしまった。

11/29
1:00~
ブラジルvsスイス(1-0)
ネイマールダニーロをケガで欠くブラジル。それでも強さと速さと巧さを併せ持ち、その強敵を固い守備で守りきろうとするスイス。
ブラジルは後半中盤に一度はゴールネットを揺らしたが、VAR判定でオフサイド。しかし、83分にカゼミロがサイドネットを揺らすボレーで先制。
そのまま逃げ切った。
点差は1点もブラジルの強さが改めて際立った。スイスは頑張ったがこじ開けられてしまった。
ブラジルはリーグ突破を決めた。

4:00~
ポルトガルvsウルグアイ(2-0)
共に激しい攻防を繰り広げたがポルトガルに軍配が上がった。
フェルナンデスの2ゴール。
クリロナがいる、という存在感がポルトガルを勝たせたか。
ウルグアイは再三チャンスを作るも決定力に欠けた。ただ、良いプレーはし続けた。
2ゴール目のVARによるハンド判定は不可抗力ハンドなだけにウルグアイにとっては可哀相だった。
これでポルトガルはリーグ突破を決めた。

●10日目
☆ここから各国、3試合目が始まる。
11/30
0:00~
エクアドルvsセネガル(1-2)
激闘をセネガルが制した。
エクアドルは引き分けでも突破できる状況だったが、後半に追い付いた直後に勝ち越され意気消沈。最後まで勢いを出せなかった。
セネガルは日韓大会以来20年ぶりに決勝トーナメント進出。

オランダvsカタール(2-0)
オランダ完勝。何もかも上回って余裕勝ち。
点を取られてからのカタールは明らかに動きが鈍くなり、連動性も落ちた。開催国の意地を見せてほしかったが。
ガクポが得点王ランキング首位に浮上。

4:00~
イランvsアメリカ(0-1)
激闘をアメリカが制す。
アメリカは終始走り回り、攻撃を繰り返し続けた。
イランも隙を突いては攻め寄せた。
しかし、アメリカの猛攻が上回った。プリシッチの飛び込みながらの勝ち越しゴール。闘志が溢れていた。
アメリカのサッカーは好感が持てる。決勝トーナメントはオランダ相手だが、見ものである。

ウェールズvsイングランド(0-3)
順当にイングランドが勝利。
前半はスコアレスでウェールズが頑張ったが、後半にラシュフォードがフリーキックで先制点を決めると、すぐにウェールズのミスをついて追加点。
さらには再びラシュフォードのゴールで止めを刺した。
ウェールズは意地を見せたかったが、攻め手を欠きチャンスらしいチャンスすらほぼ作れなかった。実力差がモロに出た。
ラシュフォードも得点王候補に名乗りを上げた形だ。

●11日目
12/1
0:00~
チュニジアvsフランス(1-0)
前半からチュニジアが攻める。オフサイド判定になったがゴールネットも揺らし、チュニジアペース。それもこれもフランスが主力を温存していたから。
後半、ハズリがゴール前で粘りきって先制ゴール。
すると、負けたくないフランスがエムバペ、グリーズマンデンベレなど主力を次々と投入しフランスが試合を支配し始める。
それでも耐えるチュニジア。が、ラストワンプレーでグリーズマンが同点ゴール。チュニジアの夢を打ち砕いたかに思えたが、VAR判定でオフサイド判定となり、ゴールは取り消し。チュニジアが勝利!
だが、オーストラリアが勝ったことでチュニジアはグループリーグ敗退。

オーストラリアvsデンマーク(1-0)
オーストラリアが粘りきった。
デンマークの猛攻を防ぎ、また攻めた。後半にレッキーが粘り強さを見せてゴール右サイドに先制ゴール。
勝たなければグループリーグ突破できないデンマークはその後再三攻めるもオーストラリアの堅い守りを崩せなかった。
負ければグループリーグ敗退の第2戦目からの突破を決めたオーストラリア。その粘りを称したい。

4:00~
ポーランドvsアルゼンチン(0-2)
アルゼンチンが強さを見せた。これがアルゼンチンサッカー。応援したくなるサッカー。
ポーランドはホントにつまらないサッカーだが、これでも突破してしまうのだからサッカーはわからない。ただ、メッシに忖度したPKを止めたシチェスニーは素晴らしかった。
ポーランドにはトーナメントで楽しいサッカーをしてほしい。

サウジアラビアvsメキシコ(1-2)
メキシコが攻めまくり、2点を取り優勢に試合を進めたが、フェアプレーポイントでポーランドに劣るためもう1点必要だった。だから攻めまくった。数限りないチャンスがあった。それでも得点できなかった。
最後はマジで空気の読めないサウジアラビアのアルドサリに隙を突かれて失点し万事休す。
メキシコの
9大会連続のトーナメント進出は夢と潰えた。

●12日目
12/2
0:00~
カナダvsモロッコ(1-2)
前半6分にカナダのバックパスをGKボリャンがクリアミスし、愚かな失点を許す。
その後、モロッコが追加点で試合を優位に進めるが、カナダも1点を返す。が、それ以上の反撃は見せられず。
カナダは変わらず悪くないサッカーをしていたが、モロッコがそれを上回った。モロッコサッカーは楽しい。
これでモロッコが決勝トーナメント進出!

クロアチアvsベルギー(0-0)
引き分けで良いクロアチアと勝たなければいけないベルギー。
激しい攻防が続くも後半はルカクを投入したベルギーの猛攻。が、3度あった決定機をいずれもルカクが外し、クロアチアがしのぎきった。
テクニックとパスを華麗に回すクロアチアサッカーは見ていて楽しい。
クロアチアが決勝トーナメント進出!

4:00~
コスタリカvsドイツ(2-4)
さすがにまともに観てない。そんな場合じゃない。
ただ、コスタリカが2-1にした時はちょっと焦った。
実力で大きく勝るドイツが順当な勝ちをおさめたが、スペインを上回るには8-2で勝たなければならなかった。
2大会連続でグループリーグ敗退の事実はドイツに重くのしかかるだろう。

日本vsスペイン(2-1)
勝った。
勝ってしまった。
信じられない。
前半は3バックがいまいちハマっていなかった。予想通りボールを保持し続けられ、11分にモラタにヘディングで決められ失点。フワッとエリア内に上げられるボールに弱いのは日本の伝統だ。
しかし、この1点で前半を耐えた。
後半に久保、長友→三笘、堂安を投入。久保は決して悪くなかったが、戦術的な交代だろう。
すると、後半6分に前田がGKをチェイスし、たまらずクリアしたボールを伊東が気合いで競り勝ち、そのこぼれ球が堂安に流れ、見事なトラップから同点弾を左足でスペインゴールに叩き込む。この男、覚醒。
スペインGKはずっと日本を舐めてたからホントにいい気味。
その3分後には堂安のグラウンダークロスに三笘が駆け込み、テクノロジーを超えた折り返しで田中碧が勝ち越しゴール。いわゆる「三苫の1㎜」。
ここから、もう1点取りたかったが、叶わず。
ひたすら耐える時間が長く続いた。
その中で、後半途中で前田から替わった浅野が前線でのプレスを全く行わない。これにより、スペインのポール回しがスムーズになり、再三ゴール前を脅かされた。ここはホントにイラついた。意味がわからなかった。本気で浅野に殺意が湧いた。
それでも、これまた後半投入の富安、遠藤がその穴を必死でカバー。権田も吉田麻也も頑張った。
途中から決勝トーナメント進出が確実なスペインがガチで攻めてくるのか理解不能だったが、その猛攻を耐えきった(残り5分くらいでようやく気付いたのか猛攻は収まった)。
新しい景色、見えてきたのでは!
こんな喜びが待っていることを4年前の自分に伝えたい。
さあ、行こう。ベスト8!

●13日目
12/3
0:00~
ガーナvsウルグアイ(0-2)
前半15分過ぎにガーナがPKを得るもアイェウのシュートはGKロチェに止められる。
すると、26分にテアラスカエタが先制ゴール。ちょっとガーナの守備がザルだった。
さらに32分にはピンボールのような流れる連携でテレビゲームでしか見られない鮮やかなゴールが再びテアラスカエタによってもたらされる。これ、大会ベストゴール候補。
後半はともに拮抗。ウルグアイがこのまま突破かと思われたが、韓国がポルトガルに逆転したことで、あと1点が必要になったウルグアイ
終盤に怒涛の攻めを見せたがGKジギにことごとく阻まれ、ウルグアイは勝ったもののグループリーグ敗退。

韓国vsポルトガル(2-1)
前半早々にロングパスで左サイドを割られた韓国がポルトガルに先制を許してしまう。
が、27分にキム・ヨングォンがサイドから上げられボールに合わせて同点ゴール。
後半はともに攻め手を欠くも、後半46分に孫興民が抜け出して、ゴール前で保持し、絶妙のパスをファン・ヒチャンに出すと、それを決める。なんと逆転!
これで総得点差でウルグアイを上回った韓国が決勝トーナメントに王手。あとはこのまま試合が終わるのを待つのみ。
そして、ウルグアイの会場が2-0のまま終わると、歓喜の輪。ミラクル突破を果たした。

4:00~
カメルーンvsブラジル(1-0)
メンバーを落としたブラジルと勝ちたいカメルーン(W杯8連敗中)。
前半はスコアレス。カメルーンは1シュートに抑えられるも、ブラジルにも怖さはない。
後半中盤にブラジルは主力を投入するもゴールを割れず、逆にロスタイムにカメルーンのアブバカルがアーリークロスをピンポイントでヘディングであわせ先制ゴール。
カメルーンは敗退したが、歴史を作った。
これで3連勝チームが1つもない予選となった。

セルビアvsスイス(2-3)
前半20分にシャキリのゴールでスイスが先制。
しかし、セルビアは28分にミトロヴィッチがタディッチからのクロスにヘディングでピンポイントに合わせ同点ゴール。
そして、35分にスイスのパスミスで高い位置でボールを奪うとセルビアのヴラホヴィッチが勝ち越しゴール。
が、43分にスイスはサイドからのグラウンダークロスにエンボロが合わせて同点ゴール。
そして、後半早々にゴール前で保持しフロイラーが勝ち越しゴール。
セルビアは勝たなければならない状況だったが、最後は集中力が切れたか。
セルビアサッカーは守備が雑だったのが無念。