スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け (J・J・エイブラムス)

40年に渡って映画界を盛り上げ続けたSF超大作シリーズが完結。

元々、ジョージ・ルーカスが作る気の無かったと言われるep7~9を作り、この5年間を楽しませてくれたディズニー、ありがとう。

出がらしのお茶っ葉にあらゆる科学技術を投入して成分を抽出し、それらしい色を付け、むりやり旨さを作り出した感は否めないが、それで良い。だって1~3もそうだったから。

スター・ウォーズはお祭りなんだ。目の前で神輿を担いで盛り上がっているのを見過ごすなんてあり得ない。一緒に担いでじゃんじゃん騒ぐのが一番。参加することに意義がある

だから、何がどうとか、あれがああだとか作品にケチをつけるのは野暮だ。温かい目で見守るのが正解。

それから、ジョン・ウィリアムズの音楽は相変わらず最高だった。あの大画面で壮大なメロディを体感するだけでも価値がある。エンドクレジットに流れる10分超のフィナーレはサーガを締めくくるに相応しい組曲になっていた。