アバター ウェイ・オブ・ウォーター(ジェームズ・キャメロン監督)

13年前に公開した『アバター』(ジェームズ・キャメロン監督)の続編である。
当然、前作の内容など覚えていない。観直す気もない。
なので、Wikipediaであらすじをおさらいした。かなり分かりやすく書いてあったので、お薦めしたい。

今作は3時間12分という途方もない上映時間である。
いまどき、こんな回転率の悪い映画を作ってくるのだからジェームズ・キャメロンの本気度がうかがえる。
そして、彼は今や過去のものとなりつつある3Dをいまだに推奨し続ける変わり者である。
だが、『ターミネーター』、『アビス』、『エイリアン2』、『タイタニック』で映画界を席巻してきた彼が13年間かけて作ったのだ。観ない、という手はない。どうせなら、彼のお薦めする3Dで観てあげようじゃないか。
ということで、東京では一番大きなスクリーンであるグランドシネマサンシャインのIMAXで観賞。

結果―
知らない惑星の生き物地球紀行だった。
壮大で美しい映像を大画面&3Dで堪能。
合成&CG技術の著しい進歩。
ラスト30分はアメリカ映画のお決まりパターンが炸裂しフィニッシュ。

物語はなんてことないけれど、それを映像美で凌駕し3時間持たせる剛腕ムービー。
メカ、海、船、自然。
ジェームズ・キャメロンが好きなものを詰め込んだ渾身の作品となっていた。
どうやら、これから続編が2年おきに公開され、それが2028年まで続くらしい。
あの展開からあと3本も続くのか。。。
ちょっとしんどいな。。。